アロハ
最近のGLBT関連の記事の中で震撼したのは、ミネソタ州のプロ・フットボール「ミネソタ・ヴァイキングス」のコーチの原子爆弾的ホモフォビアな発言。
アメリカでフットボールは国民的な競技です。
そのコーチのGayに対する驚愕発言は以下のとおり。
“We should round up all the gays, send them to an island, and then nuke it until it glows.”
「俺たちは全てのGayを取り囲んで島送りにし、そして原子爆弾を落として発光させるべきだ」
信じられない発言です。
なんでGLBTであることで核を使った大量殺人の対象になるのでしょう?
まぁ世の中にはこんな風に考える野蛮な人たちが沢山いらっしゃるわけです。
この暴言に対してヴァイキングスのオーナーは公的に謝罪を表明。
このコーチは3回だけ試合から落とされました。
たった3回だけですか? と批判も出ているようです。
スポーツ業界がヘテロ男性の社会なのは明確です。
そこに関係している全ての方々がホモフォビアな男達だとは思いたくはありませんが、こういう事件が発覚してしまうと、スポーツ業界のスポーツ精神というのを考えてしまいます。
スポーツ精神っていったい何なのでしょうか?
アメリカのGLBT権利は以前よりも進んでいますが、差別や蔑視する人々はまだまだ沢山います。
日本のスポーツ界でこんな発言してほしくないですネ☆
さて気を取りななおしてシアトルのPrideフェスティバルの続きです☆
シアトルセンターは多目的アミューズメントゾーンなので、とても広いのです。
広大な敷地の中は人だらけ☆
たくさんの人たちが芝生の上でピクニック状態で和んでいらっしゃいました。
▲こちらはスポンサーになっている「ミニクーパ」のレインボー柄ボディーのディスプレイ。
一般的なレインボーフラッグではなく、滲み染めイメージにしたのは、よく考えました☆ という感じです。
レインボーフラッグのボディーだったらアマリにも明るさまなのでGayバッシングのことを考えると乗るのに勇気がいると思いますが、このデザインなら大丈夫そうです。
▲ブースにはアジア系レストランや、バーガー、ホットドックなどの出店も多々ありました。
飲食系はどこもかしこも大行列。
▲こちらはアメリカ全土で有名な「ゴールドジム」のブース。
Gay男性の多くは美しく逞しい身体作りに懸命なので、スポーツGYMにとってはよい顧客です。
シアトルのダンウンタウン近郊には大型のスポーツGYMが幾つかありますが、プライベート感覚で少数制クラスのスポーツGYMも人気を得ています。
大型スポーツGYMの場合はプライベートコーチをつけることも可能ですが、ほぼ自分でやって下さいな感じが強いと思います。
小さなGYMの場合はもっと親近感もあるし、クラスも少人数性なのでコーチの眼が行き届きやすいというメリットもあるので流行っているのでしょう。
日本でもYOGAはブームなようですが、シアトルでもブーミング中。
いたるところにYOGAスタジオがあります。
続く☆
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