まだまだ続くシアトルのプライドウィーク報告☆
パレードはダウンタウンの中央部を通り過ぎ、ベルタウンと呼ばれる次の地区へと入りました。
昔のベルタウンという区域はゲットーもよいところで、ホームレスと薬中、アル中が徘徊する暗い雰囲気の街でした。
しかしコンドミニアム建設ラッシュがベルタウンを中心にして始まったので、今では近代的なデザインのラグジュアリ＝感覚の強い高級コンドミニアムが立並ぶエリアに大変身。
様々なお洒落なレストランも次々にオープンし、ＧＡＹタウンのキャピトルヒルからもカナリの人々がトレンディーなベルタウンライフへと移動しました。
そして今でもコンドミニアム建築ラッシュは覚めやらず、ベルタウンからアマゾンのあるユニオン湖南の区域が物凄い勢いで開発されています。
数年間に渡ってホノルルとシアトルの間を行ったり来たりしていたのですが、急速にイメージを変えていく街の姿は興味深いを通り越して驚きに変わりました。
街の印象ってこんなに速く変わりえるものなの？
とにかく超高速な勢いの変容の仕方です。
このコンドブームはその他の地域にも影響を与え、あまり再開発が見られなかったキャピトルヒルでも老朽化したアパートや家を壊して、近代的なコンドミニアムが建築され始めています。
また古いイメージの数階建てのアパートも外観や内観をアップグレードするところが増えてきました。
そのためにダウンタウン周辺の区域の家賃は急騰中。
昔から住んでいるにも関わらず、家賃の値上げに絶えきれず、ＧＡＹタウンのキャピトルヒルから離れていく人々も増え始めています。
この現象はホノルルにも現れいて、アラモアナ周辺からワードセンターとカカアコ地区のコンドミニアム建設ラッシュにつられ、ホノルルは全米で最も住みにくい街のＮｏ.１になってしまいました。
一般的な給与はさほど上昇していないのに、家賃は１５年前の２倍近く。
そりゃぁ住みにくくなるのは当然です。
そんな中でＧＡＹの多くの人たちが、ホノルルよりもっと家賃の安いアメリカ本土へ引き上げていっています。
▲コンドミニアムの中には建物の上にガーデンがあるところも多数。
通りではなくビルの上からパレードを眺めている方々も多くみかけました。
▲ベルタウンは今でも進化中。
以前にも増してレストランやリテイルＳＨＯＰが増えていました。
ベルタウンの先にあるのがクイーンアンという区域。
クイーンアンヒルの下部にあるのがスペースニードルが聳えるシアトルセンターです。
▲もうここいら辺は最終地点も間近なところ。
ゴールに近づくにつれて見学者の数がドンドンと増えていく。
パレードの雰囲気はもう少しで終わりです☆
この次はシアトルセンターの中で行われたフェスティバルの雰囲気をお届けします。
続く☆
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