アロハ
まだまだ続くGAYフレンドリーな街シアトルのプライドウィーク報告☆
先日Facebookで興味深い記事がフィードに流れてきました。
イリギスでは大人一人につき平均として5人のゲイ男性、3人のレズビアンを知っていると統計が発表されています。
以下は「ピンクニュース・英国」からの翻訳。
★
http://www.pinknews.co.uk/2014/07/05/poll-average-person-knows-eight-gay-people/
A YouGov poll はイギリス全域の2000人に対して、どれくらいゲイの男女を知っているかアンケート調査をおこないました。
その結果として典型的なイギリス人ひとりに対して、5.5人のゲイ男性、3.1人のレズビアン女性を個人的に知っていると判明。
男性の平均では一人につき6人のゲイ男性と2.7人のレズビアン女性のGAY友がいる。
女性の場合は5人のゲイ男性と3.4人のレズビアン女性を知っている。
そして驚きには値しませんが、自身がゲイ、レズビアンまたはバイセクシャルだと自覚している方々の場合はさらに多くのゲイ男女を知っている結果になっています。
平均的なゲイの場合は、21.6人のゲイ男性、10.3人のレズビアン女性を個人的に知っているそうです。
ロンドンでの平均はもっと上昇して一人に対して12.1人のゲイ男女(内訳8.5人のゲイ男性、3.6人のレズビアン女性)を知っている。
ミッドランドとウェールズの人々の場合、平均として4.8人のゲイ男性、2.7人のレズビアン女性を知っているという統計になっています。
イギリス政府の見積もりでは、3.6ミリオンの人々が自らをゲイまたはレズビアンだと認めているそうです。
★
イギリス政府がこういうアンケートを行うことも素晴らしいと思います。
それだけ政治レベルでGLBTに対する意識が高いということですネ☆
日本の政治もはやくここまで辿り着いてほしいです☆
しかし、ロンドンのヘテロ市民ひとりに対してGAY友の数が12.1人というのは凄い数です。
個人レベルでこれだけGAY友がいればGLTBに対する意識が高くて当然でしょう☆
アメリカ合衆国の場合、2012年のコンセンサス調査では51州の中でワシントン州は13番目にゲイ人口が多い州と解析されています。
ちなみにアメリカでもっとも大人のGAY人口が多いのはカリフォルニア州。
カリフォルニア州の総人口は38,041,430人、大人のGAY人口は1,338,164人で総人口の4.0%。
驚きの事実は、カリフォルニア州の大人のGAY人口はワシントン州の約6倍なこと・・・。
http://en.wikipedia.org/wiki/LGBT_demographics_of_the_United_States
2012年のワシントン州の総人口は6,897,012人。
大人のゲイ人口は 209,670人(約21万人)で、総人口の4.0%に値します。
広大なワシントン州の中での大人のGAY人口がたったの4.0%というのはちょっと意外でした。
シアトル周辺で生活していると、街の人口の8分の1くらいがGLBTな感じがするからです。
まぁそれだけ生活しやすい都市部に集中して住んでいるということなのだと思います。
ハワイ州の場合は全米で36位。
総人口の1,392,313人に対してゲイ人口は5.1%の53,966人となっています。
ワシントン州とハワイ州を比べてみて興味深かったのは、GAY人口密度ではハワイ州のほうが高いこと。
しかし大人のゲイ人口では、ワシントン州の方が圧倒的に多い約21万人、ハワイ州は約5万4千人です。
ワシントン州のゲイ人口はハワイ州の約4倍になります。
話しをシアトルのGAYパレードに戻します。
ワシントン州大人のGAY人口は総人口の約4.1%というマイノリティーさです。
それでこの規模のGAYパレードが誕生しているわけですから、初のGAY市長を選出したシアトルのGAYパワーとヘテロ市民のGAY支援の力は物凄いPOWERがあるのだとしか書けません。
アメリカであれイギリスであれ日本であれGLBTは極めてマイノリティーです。
ワシントン州の場合は、ヘテロ人口が96%なわけですから、圧倒的とうか比べるに値しない感じ・・・。
前の記事でも書きましたが、ヘテロ男女の理解+サポートなしでは現在のシアトルのGLBT市民権は築かれなかったと思います。
この背景は日本でも全く同じだと思います。
絶対数の日本のヘテロ市民の方が、GLBTのマイノリティーさに気づき、理解+サポートを始めてくれなければ日本のGLBTコミュニティーの将来は開いてゆかないと思います。
そしてこの部分に深く関係するのが〝カミングアウト〟☆
GAYとして親兄弟へカミングアウトするのはハードルが高いのは確かです。
それよりも難易度が低いのが友人知人へのカミングアウト。
ひとりのGAYの周りにどれだけ多くのGAYフレンドリーな人々を集められるかが、将来の日本のGLBT市民権獲得への鍵です。
GAYの方々の中には、自分がGAYであることを友人知人に告白して、彼ら友情を無くすことを恐れている方々も多いと思います。
私も若い頃には試行錯誤しました。
その結果として、カミングアウトは早いにこしたことはありません。
最初は周囲がどう反応するか心配で考え込んだりしてました。
嫌われたらどうしようとか考えましたワ。
そして意外だったのは、自分が気にしているよりも、周囲の方はアっそうなの? とアッサリ認めてくれたケースが殆どです。
さらにカミングアウトというのは、すればするほど自分が楽になると気づきました。
そして回数を重ねていくと、考えなくてもできるようになる。
それから自分の自意識+自分の友人知人についてよ〜く冷静に考えました。
カミングアウトして離れていく友人は本当の友人ではありません。
今の私では、そんなレベルの方々は友人知人の中に入らないし、個人的に欲しくない(キッパリ)
GLBTを蔑視する差別する人なら、その他のレベルでも同じはず。
小説「ブルー・ドルフィン」の中でも書きましたが、誰が自分のことを愛してくれるかにフォーカスしすぎない方よいです。
誰かから愛されないことを怖がらないこと。
ヘテロ性であれGLBTであれ、人を無条件で愛せない、大切に扱えない人はたくさんいます。
誰かに愛されることより、自分から無条件で愛する、大切にすることを考えること。
自分から無条件で愛する、大切にできる人たちを吟味すること。
自分が友人知人をどれだけ無条件で愛しているか、愛せるかを強く認識するほうが遥かに大切です。
愛するに値しない友人知人から自分が愛されてるかどうか悩んでも意味ないでしょ?
続く☆
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