2014年7月16日水曜日

メジャースポンサーはGLBT層のシェアが欲しい・シアトルのプライドウィーク⑩

アロハ



まだまだ続くGAYフレンドリーな街シアトルのプライドウィークのレポートです☆






シアトルのプライドパレードは巨大なわけですが、これを実現させるために巨額な金額が動いています。



まずダウンタウンの道路をブロックしなければならないし、そのための警官を配備しなければなりません。



イベント会場はそれだけではなく、シアトルセンターという場所の公共広場+スタッフも借りています。



これを市に要請するわけですが、決して無料ではありません。



使用料として巨額な金額を支払わなければならないのです☆



さらに特設会場などのセッティングも必要ですから、本当に巨額の資金が必要とされます。



パレードは2006年にキャピトルヒルからダウンタウンへ移動したのですが、この時にシアトル市に約10万ドル(約1000万円)の借金を作ってしまったそうです。



ということは、実際には10万ドル以上必要だということです。



凄いことに、この時の借金は2014年に全て支払い終えています。



年に一度のお祭りとはいえ、資金集めも大変なのではないかと思いました。



この巨額な資金を支えているのがスポンサーです。



プライドパレードのスポンサーは6段階に分かれています。



①プレゼンティング・スポンサー



②ゴールド・スポンサー



③シルバー・スポンサー



④ブロンズ・スポンサー



⑤コミュニティー・スポンサー



⑥メディア・スポンサー



とりあえず①〜④までのスポンサーをリストしてみました。



▶全てのスポンサーのリストはコチラ





★プレゼンティング・スポンサー




 ▲BECU(銀行・金融)






 ▲Tモバイル(携帯電話)




★ゴールドスポンサー




 ▲アラスカ航空(旅行業界)






 ▲カップケーキ・ロイヤル

(飲食レストラン)






 ▲ゲイシティー

(GLBTコミュニティーメディア)






 ▲グループヘルス

(医療機関)





 ▲キンプトン ホテル&リゾート

(旅行業界)





  ▲コンテント パートナーズ

(フィルム・写真・アイデア)





 ▲ミニ ピュージェットサウンド・ミニ契約店

(自動車)




 ▲スミルノフ

(酒造)





 ▲ジップカー

(レンタルカー)





★シルバースポンサー




 ▲アマゾン(ネットリテイル)




 ▲マイクロソフト(PCエンジニアリング)






 ▲カフェ・ヴィータ 珈琲ロースティング  (飲食レストラン)





 ▲チポトレ メキシカングリル(飲食レストラン)





 ▲チョーク ショーツカンパニー(アパレル)





 ▲ファーストオブカークランド(自動車)




 ▲GSBA シアトルビジネスアソシエーション

 (ビジネスネットワーク)




 ▲メイシーズ(リテイル デパート)






 ▲ノードストロム(リテイル 高級デパート) 






▲レックス・ゴリアス (ワイン・酒造)






セーフウェイ (食料品店) 





 スターバックス(飲食レストラン)





ZICO プレミアムココナツ水(飲食)





★ ブロンズスポンサー

 


▲バンクオブアメリカ(銀行)






 ▲キャプテンモーガン、ホワイトラム(酒造)






EMC2(ビジネス情報解析)






▲カー2GO(レンタカー)






▲シアトルチルドレンズ(医療機関)






▲エクスペディア(旅行業)






▲フェイスブック

(インターネットマーケティング)






▲フレッドメイヤー(日常品+食料品)






▲グーグル(インターネットマーケティング)






▲ホーランドアメリカライン(旅行業)






▲ジョーンズソーダ(飲食)






▲J.P.モーガン・チェイス(銀行・金融・投資)






▲カインド ヘルシースナック(飲食)






▲リバティーミューチュアルインシュランス(保険業界)






▲エルワイエーティー(タクシーサービス)






 ▲ポップチップス(スナック食品)





▲ピーダブリューシー

(ビジネス用カウンセリングシステム)






 ▲シアトルストーム(スポーツ観戦・チケット)






 ▲ソレントホテル シアトル(旅行業界)






▲TJマックス(デパート)






 ▲UPS(運搬) 




 ▲ウェルス&ファルゴ(銀行・金融・投資)






▲ホールフーズ(食料品)


 
ご覧になられたように、かなり大きな会社がスポンサーになっています。

これらのスポンサー会社は、多くのGLBT社員を抱えているか、GLBTに対するマーケティングを明確に意識しているのか、またはその両方です。

前の記事でも書きましたが、現在のアメリカ企業は、確実にGLBT層を意識し始めています。

アメリカ社会のGLBTパワーの凄いところは、どこかのレストランなり会社なりが GLBT顧客なり従業員なりをバッシング、または差別しようものなら、インターネットやソーシャッルネットワーク、ツイッターなどを通じて全国レベルへ広 まり、そこから反対運動が起きてしまうこと・・・。

テキサスだったと思いますが、あるレストランの従業員がGLBT顧客に対して酷い扱いをしたとニュースになり、全国レベルに広まってしまいました。

これはレストランや会社だけではなく、俳優やタレントなどのセレブリティーの問題発言にも敏感に反応しています。

現在テレビで番組を持っている俳優のアレックス・ボールドウィンは、公共の場でゲイ差別用語を使ったことで、番組を数回干されてしまい、公的に謝罪を表明。

映画「21ジャンプストリート」の俳優、ジョナー・ヒルも、パパラッチに対してゲイ差別用語を浴びせたことで問題になり、メディア各種で謝罪のしまくり・・・。

競演した元ストリッパーで今や大人気のイケメン俳優、チャニング・タータムの力も借りて、二人で謝罪していました。

彼らが心底アンチゲイなわけではなないと思うのですが、アメリカで誰かを罵倒する時に使われる言葉の多くが、ゲイ差別用語なので、習慣として無意識に使ってしまうのだと思います。

しかし、それをメディア関係で働くGLBT層が許さない。

現在のアメリカのGLBTアクティビスト、そしてGLBTのパブリックフィギュアたちのPOWERは驚異的です。

各種メディアやエンターテイメントビジネスにもGLBT従業員やGLBT擁護派は計り知れないほどいらっしゃる。

芸能人でさえ下手してGLBT層を怒らせたら仕事を干されてしまうのが現状です。

オバマ大統領に至っては、大統領選の時にGLBT層の評を確実に獲得するために、様々なアプローチと公約を宣言していました。

それだけアメリカのGLBT層は様々な範囲の影響力を持っているわけです。

はやく日本のGLBT層もこのような影響力を持てるようになるとよいですね。

そうすればGLBTとして生きやすくなるはず。

続く☆


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