ここ最近アップしているのはシアトルの都心からドライブで約30分くらいのところにある「ISSAQUAH・イサクア」というサバーブで撮影した写真です☆
今回はイサクアのバスのトランジットセンター(乗り換え所)のこと。
アメリカというと自家用車を持ってないと生活できないというイメージが強いです。
例えばロサンジェルスの場合はホボ完全に車社会。
旅行で行く時もレンタカーを考慮しないと色んな場所に気軽に出かけられません。
ホノルル+オアフ島のザバスはアメリカ全土でも秀逸なシステムなので、車を持たなくても生活できます。
同じくシアトルにもメトロというバスシステムがあり、バスだけで充分に生活できます。
特に日本から観光という場合、シアトルはレンタカーなくてもホボ大丈夫な街です。
主要な観光地にはバスで簡単に辿り着けます。
しかもシアトル国際空港からダウンタウンのど真ん中までライトリンクという電車が直結している。
なので空港バスや高額なシャトルサービス、タクシーを使わなくても簡単に移動できます。
ライトリンクの片道料金は2.75ドル!
タクシーだと片道50ドル以上
タクシーの場合は四人で割れば安く上がりますが、一人旅の場合は高くつきますネ。
シャトルサービスは一人で60ドル前後
シアトルは旅行者にも住んでいる人にも親切さが極わだつ街なのです。
イサクアはダウンタウンシアトルからドライブで40分くらいの郊外都市です。
郊外だから絶対に自家用車が必要かと言われたら、家がバス路線に近ければ問題なしだと思います。
停まる箇所が少ない高速バスに乗れば、シアトル⇄イサクアの所要時間は約40分。
車とホボ変わりません。
主要な街にはトランジットセンターがあり、P&R(パーク&ライド)といって、乗り換え所に車を停めてバスに乗れる公共施設があります。
しかも駐車場は無料☆
イサクアからダウンタウンシアトル、ダウンタウンベルヴューまでメトロバスで通勤している人たちは大勢います。
自宅からP&Rまで少しドライブして施設に駐車し、バスに乗り換えて通勤するわけです。
勤め先の駐車場代とガソリン代の節約が主な理由でしょう。
ダウンタウン・シアトルは特に駐車場代が異常に高いのです。
平均で1時間約10〜!5ドル換算くらい。
月極め駐車場でも150ドル以上が一般的。
それに加えて毎日のガソリン代ですから馬鹿にできません。
こちらはイサクア周辺のバス路線図。
そしてイサクアの街を巡回するバスは「FREE BEE・フリービー」
フリービーというのは「無料」の俗語。
または「自由な蜂」という意味で、ハチのように飛んで廻るというイメージで名付けられたのでしょう。
マップの左下に自転車マークがついていますが、メトロバスは自転車も積めるのです。
そして何と大盤振る舞いなことにイサクアのフリービーの乗車賃は無料です☆
最初は「本当に無料なの?」と疑ってしばらく乗らなかったのですが、本当に無料でした☆
これは街の主要なショッピング街を循環する路線ですから、変な場所に行き着くことはありません。
必ず同じ場所に戻ってきます(笑)
あまり頻繁に乗りませんでしたが、近所に住んでいるお年寄りが多く利用している感じでした。
こちらの路線図はおおまかなシアトル周辺のマップ。
たいがいどこの街にもバスで行けるようにデザインされています。
そしてイサクア⇄ダウンタウンシアトル行きの高速バスは快適です。
まずシートが普通のバスよりラグジュアリー☆
座席のファブリックもクッションも格段によいし、座り心地も最高です。
しかも二連車なので乗れない場合は少ない。
そして何と!
バスの中でインターネットに接続できます☆
Wi-Fi無料のバスなのです!
なので座席に座ってノートブックを開いて懸命に仕事をしている姿もよく見かけました。
バス停の左側の建物が四階建てのエレベーター付き立体駐車場。
先の通り向かいにも別の野外駐車場があります。
郊外に住んでいると自家用車で移動というのは普通なのですが、いざダウンタウンに出かけようと思うと駐車場やらが面倒臭い・・・。
特に大きなイベントの時は渋滞するし駐車場も一杯になりがちなので尚更です。
そういう時は最寄りのP&Rに駐車して、バスにのってダウンタウンに行くと大変便利。
7月にはシーフェアというワシントン湖を中心にした巨大なイベントが行われたのですが、この時のバスの利用者は凄かったです。
同じ場所から乗って、大勢が同じ場所で一気に降りる。
しかもその多くは家族連れ。
みなさん良く知ってます。
また別の記事でシアトルの公共バスシステムのことを書いてみます。