三人様がアンダーグランドツアーというのに参加している間にパイオニア・スクエア周辺を少し歩いてみました。
シータヒーリングの美奈子さんとの待ち合わせの時間まで約40分くらいという短さだったので、本当に周辺域です(笑)
まだシアトルに住んでいた時にパイオニア・スクエア周辺には来たことがあるのですが、元々わたしのお気に入りの区域ではないので、以前でもそんなに事細かく探索したわけでもない場所なのです・・・。
昔の情緒がまだ残っている区域なのですが、アンダーグランドの街が地下にあるということもあり、波動的には清々しいというよりも、やや重ためだからです。
現在のシアトルのダウンタウンはマイクロソフトを含めたIT産業の発展で一昔前よりも近代的な発展を遂げ続けています。
コンドブームも到来し、アメリカは不況という最中であるにも関わらず、新しい高層ビルやコンドミニアムが乱立しているのですが、そんな中でもこういったレンガ作りの建物が未だに沢山残っています。
最近では昔ながらの風情を残した建物を完全に破壊せずに残したまま、古い建物と新しい近代的な建築様式を合体させた新しいアプローチで都市計画が進んでいるようです。
このような都市計画の動きはダウンタウン周辺だけでなく、その他の区域でも進んでいるようで、昔ながらのダウンタウンの趣を残したまま、その周辺に新しい建築様式の建物が取り囲むような感じで建てられてういるように見えます。
こちらはシアトル酋長の銅像のある広場の周辺で、この周辺にはその他のダウンタウンよりも樹木が多く残っているので、少し落ち着いた感じがします。
赤茶色と少し濃いめのブルーグレイの窓枠、そして新緑の葉っぱのコントラストが美しかったのでパチリ。
こちらは街角にあったピザ屋さん。
そんな中にもアパレル系のお店がありました。
その隣にあったのが昔のレトロな品々を集めたブティック。
ここは主にアメリカの50年代のデザインやファッション、小物などを集めているようです。
中を少し覗いて見たい感じもしたのですが、ウィンドーショッピングなモードでもなかったので、そのまま素通りです(笑)
この周辺は観光地ですが、こんな感じのレトロな雰囲気のお店も多々あるので、次回に行った時にはもう少し時間をかけて見てみたいと思います。
そして見つけたのが「シアトル・ミステリーブックSHOP」という推理小説などを集めた本屋さん。
私は特別に推理小説が好きなわけでもなく、正直な話、著述家という肩書きを持っていながら、実は最近は本もあまり読まないのです(困)
アメリカに住んでいると日本のように簡単に日本語の書籍が手に入るわけではないという環境もありますが、以前に比べると本当に今は本を読まなくなったと思います。
日本の最近の小説のことなど聞かれてもチンプンカンプンです。
精神世界系の本の多くは翻訳本が多いので、こちらの方は電子書籍で英語版を手に入れて読むことが多くなりましたが、日本語の本は電子化の動きが始まったばかり。
もっと日本の書籍の電子化が進めば、海外に住んでいても楽に日本語の本が手に入って読めるという状況になると思いますが、もう少し時間がかかるでしょう。
店内に入った時には、本当に推理小説しか置いてないと思ってなく、思わずネイティブアメリカンの書籍はありますか?と聞いてしまった馬鹿なワタシ・・・。
そこで初めて推理小説しか置いてない本屋だと言うことが分かりました(恥)
アメリカ人は本を読まないというイメージがあるかも知れませんが、実は全く正反対で、読書愛好家はものすごい数だと思います。
最近は小型の電子書籍リーダーが続々とマーケットに登場しているので、アメリカの出版事情はスデに電子化が主流になりつつあり、主な週刊雑誌や月刊誌なども電子化され、ネットにつながることが出来ればダウンロードして読むことが可能な時代になりました。
しかし推理小説本だけを集めた書店で生き残れるというのも凄いと思います。
ダウンタウンのビジネス街と観光地の狭間的な場所にある本屋さんなので、地元の人と観光客の両方のターゲットで生きているのでしょう。
そこで発見したのが、日本に住んでいた時に読んだ事のあるジョゼフ・ハンセンという方のペーパーバック本。
何も買わずに出てくるのも気が引けたというか、何か読みたい本がないかと考えた時に、すぐさま頭に浮かんできた人がこの方だったので、聞いてみたら蔵書があったのです。
少し前にオンラインで電子書籍を探したのですが見つからなかったので嬉しかったのです。
20年前の日本では確か早川ミステリーから翻訳出版されています。
日本語で読んだと思うのですが、あまり細かく覚えてないので、もう一回読んでみようと思って、在庫にあった合計6冊のタイトルを購入しました。
残念だったのが、本当に読みたかったシリーズの第2作「闇に消える (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1415) ジョゼフ・ハンセン、 朝倉 隆男 (新書- 1983/6/24)」がなかったこと。
このペーパーバック本は重さの軽い紙に印刷してあるので一冊の重さがトテモ軽く、六冊合わせても軽いのです。
日本の中型書籍を六冊購入したらカナリの重さになりますが、軽いので持って帰る時の鞄の重量のことも然程は心配しなくて良い類いの本です。
以下が現在まで翻訳されている書籍のリスト。
[ハヤカワ ポケット ミステリ―デイヴ・ブランドステッター・シリーズ]
- トラブルメイカー 訳:小林 宏明 (新書 - 1980/5)
- 闇に消える 訳:朝倉 隆男 (新書- 1983/6/24)」
- 誰もが怖れた男 訳:伏見 威蕃 (新書- 1985/6)
- ブルー・ムービー 訳:大久保 寛 (新書- 1986/1)
- 死はつぐないを求める 訳:真崎 義博 (新書 - 1986/11)
- 砂漠の天使 訳:田川 律 (新書 - 1986/12)
- 放浪のリトル・ドッグ 訳:小林 宏明 (新書 - 1988/7)
- 真夜中のトラッカー 訳:池上 冬樹 (新書 - 1987/9)
- 早すぎる埋葬 訳:菊地 よしみ (新書 - 1989/3)
- 服従の絆 訳:菊地 よしみ (新書 - 1991/10)
- 弔いの森 訳:安岡 真 (新書 - 1992/3)
- 終焉の地 訳:福田 広司 (新書 - 1993/1)
- タンゴを踊る熊 (ハヤカワ ポケット ミステリ―ボハノン事件簿) 訳:朝倉 隆男、 泉川 紘雄 (新書 - 1990/7)
- アラン―真夜中の少年 (ベルベット・ロマン・シリーズ) 訳: 柿沼 瑛子 (新書- 1993/7)
買ったのは良いけれど、未だにゆっくりと座って読み始める環境ではないのが残念です。
たぶんホノルルに戻ってから読む事になるでしょう・・・。
117 Cherry Street, Seattle, WA
(206) 587-5737
【波動入りの読む瞑想】