2013年7月10日水曜日

小説ブルードルフィンを書き終えました


先日、足掛け約12年もの歳月に渡って書き続けた初の長編恋愛小説「ブルードルフィン」の執筆を終わらせました。

主にワイキキを舞台にしたGLBTの恋愛小説で、2001年の秋頃に英語で書き上げた作品の日本語版です。

過去に出版した4冊の著作の流れの中で「ブルードルフィン」は最初に出版した「聖なるハワイイ:ハワイアンのスピリチュアリティー」の原文となるものを書き始めた頃にアイデアが生まれ、同時に書き始めたものです。

1999年くらいから始まり、英語版の初稿は2001年には完成していました。

そういう意味では、かなり古い作品でということになります。

最初は日本語版は考えてなく、元の英語版の文法やら表現やらを友人と一緒に編集し、それが終わったら次に日本語版という考えでしました。

しかし英語で書いたのは良いけれど、直しが大変で、とても苦労したのです。

そんな中で考えを変えて、英語で書いたものを自分で日本語に翻訳し始めたのです。

日本語版の訳が終わった頃はまだ下書き的な状態で、長年に渡って何度もアップデートを加え続けました。

結果に、何とか日本語的にも読める状態になったのですが、そのまま仕上げに進まず、何年も放っておいてしまったのです。

それでも時々は思い出して日本語版の文章の細かい直しや修正を始めたのは良いけれど、なぜか完成させるまでには至りませんでした。

書き始めてから今までの間に、過去の四冊が出版され、 2010年頃からアセンションやらの出来事でまた再び編集が止まってしまっていたのです。

今回のシアトル滞在中に「ブルードルフィン」を書き終わらせるというアイデアは全くなかったのです。 

 こちらよりも「天空神ホルスの錬金術・黄金ファラオの秘宝」と、その他のシアトル関係のアイデアを固めようと思っていたのです。

しかし7月4日の建国記念日頃を堺にして、ブルードルフィンのことを考え始めました。


そしてキャピトルヒルからサマミシに移動してから、フト、この小説を「天空神ホルスの錬金術・黄金ファラオの秘宝」よりも先に終わらせなければと思ったのです。

この数日間は小説の直しだけに集中していました。

随分と長いあいだ離れていたので、編集を始めた最初の頃は少し違和感を感じましたが、少しずつ続けるうちに意識も小説の中に入り始め、そしたら思ったよりも速いスピードで直し続けることが出来たのはラッキーだったと思います。

今までは直しを始めたら、必ず何処かでつまずいてしまったり、その場面を書いた時の昔の感情やら出来事やらを思い出して、そこで固まってしまっていたのです。

今回も同じように昔の自分と対面することは避けられませんでしたが、なぜかスンナリと切り抜けられたのです。


家の中からも出ず、奥様のお使いに着いて行っても待ち時間にスターバックスで作業を続け、そんな感じで昨晩にようやく直し終わりました☆

過去に一度出版社に送って出版の方向へ進んでいたのですが、私の中で何かが噛み合ず、そのまま手放すことが出来なかったのです。

その時に頂いた編集側からのアイデアも取り込んで、展開の全体的な流れも数年前に電送した時よりも格段に良くなっていると思います。

やはり、こういった小説や長編の作品というのは、速く書き上げれば良いというものではないのだと良く解りました。

また著者としての私の中のタイミングというもの大きな位置をしめていて、約12年を経た今だからこそ、素直に手放すことが出来るようになったのだとも思います。

数年前に出版していたら、きっと後から読んだ時に「付け焼き刃でださなければ良かった」と後悔していたでしょう。

ハワイで書き始めたのですから、ハワイで書き終わるのかと思ったら、サマミシの家だったのは以外な展開でした。

逆にハワイだったら、また話しの中や昔の思い出に取り込まれて、なかなか進まなかったのかも知れません。

小説とシアトルが全く関係ないわけでもなく、作品の絡み的には、パイクプレイス・マーケットやアムトラック、オレゴンコーストなどの場所が少し登場します。

昨日に出版社には電送したので、編集側の反応待ちということになります。

どういう感じで進んで行くのか解ったら読者の皆さんにもお知らせしますネ☆

とりあえず「ブルードルフィン」は手放したので一段落です。

そして昨晩から「天空神ホルスの錬金術・黄金ファラオの秘宝」の下書きの続きを始めました。


こちらもカナリ長い話しになります。

 一体全体どこいら辺から書き始めたら良いのか考えた結果に、2010年の年末から現在までの流れを網羅することにしました。

すでに頭の中が混乱しています(笑)

さて一体どれくらい速く下書きをまとめられるか?

ステイチューン☆
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