アロハ
私は今、ワシントン州の郊外、サマミシという地域にいます。
滞在しているお宅は都会から離れている森の中。
車で出かけないと人に会わないという生活です。
家の周囲は森林でアライグマとかが庭に出現したり、昼間にも道端で鹿の親子に遭遇しました。
私は今、ワシントン州の郊外、サマミシという地域にいます。
滞在しているお宅は都会から離れている森の中。
車で出かけないと人に会わないという生活です。
家の周囲は森林でアライグマとかが庭に出現したり、昼間にも道端で鹿の親子に遭遇しました。
こちらは家の側にある小屋で、敷地内の樹木の枝やらを集めたストーブ用の薪小屋。
こちらでお世話になっているご夫婦の旦那様は、最近になって心臓にカテーテルを入れる手術を受けて、何故かその後から左脚が急に痛くなって歩くのもやっとな状態になってしまっていました。
私はあまり良く覚えてないのですが、昨年の冬にきた時に、脚が痛いのですか?と彼に聞いたのだそうです。
その時は心臓の痛みも脚のいたみもまだ現れていなかったので、一体何のことなのか皆目検討もつかなかったのだそう。
左足の方はもうかれこれ15年くらい前に大腿骨に良性の腫瘍が発見され、大腿骨をステンレスの人口骨に差し替えたという経緯があります。
最初は心臓のカテーテル治療の際に処方された薬が原因なのでは?と言っていて、リハビリも行っていたのですが一行に具合は良くならず、杖をついて、さらにビッコをひきながら歩くという過酷な日々でした。
医者も普通だったらもっと改善されるはずのに?と言っていたそうです。
サマミシの家についてスグにヒーリングをしたのですが、私の方はテッキリ右脚が痛いのだと思っていたら、実は左脚が痛いのだと言います。
アレレ?何かが変?と思いましたが、本人の言うとおりに左脚をターゲットにしてヒーリングをしてみました。
しかも遠隔ヒーリングの私がハンズオン・ヒーリングで施術です。
しかし一時的に症状は軽減するのですが、しばらくすると元のように痛くなります。
二回目は右脚に加えて、もっと全域的にヒーリングしてみましたが同じように暫くすると痛みが戻って来るのです。
困ったチャンな状況で考えた挙句、遠隔で実験してみました。
どうしても左脚が原因ではなく、右脚だと感じるので、左脚の方は後送りにして、まず初めに右脚に波動を流してみました。
すると太腿の芯の部分と、足の付け根の股関節に近い部分に痛みを発見したので、そこを集中的にヒーリングしてゆくと、エネルギーをブロックしていた箇所が溶け始めて、しばらくすると左足にもエネルギーが流れはじめたのです。
そして面白いことに右脚にエネルギーが流れ始めると、左肩にも流れ始めました。
それからスグに右脚の全体にも流れ始めたのです。
ここで面白いなと思ったのは、波動が通り始めて痛みが現れている部位にエネルギーが通り始めると、その部分が非常に怠くなることです。
そして微細な振動の震えが現れ始め、しばらくすると波動が通り抜けてしまうと、怠さも痛みも消えてしまうのです。
遠隔でヒーリングを行った後に旦那様に足の具合を聞いて見たら、痛みは大幅に軽減されたと戻って来ました。
それから遠隔でさらにヒーリングを続けたら、痛みを感じていなかった右脚の芯部の痛みが現れ始めたそうです。
右脚の痛みの原因は心臓にカテーテルを差し込む際に右脚に通ってる太い血管から差し込んだ時に受けた何かしらの損傷です。
手術の直後はその部分が異常に痛みを感じていて、かなり大きめのシコリもあったのだそうです。
そしてその後に出現したのが左脚の痛みです。
過去の大腿骨の差し替えという経緯があるので、そちらの方が原因なのではないかという話になり、左脚の検査も行われましたが、何の異常も発見されませんでした。
そして痛い左脚のリハビリテーションが始まりましたが、向上するどころか痛くなるばかりで、医者も頭を傾げる状態だったのです。
現代医学の多くは局所療法で、痛みの現れている部分にターゲットを絞り込んで改善させようとします。
しかし、身体というのは全体が連動しながら調和を保っているので、痛みが顕れる部分が本当の原因ではなく、そこに連動している別の部位または臓器や器官である場合がおおいのです。
例 えとして、視床部に近い部分に腫瘍が出来てしまったF氏にヒーリングを行った結果に腫瘍が消えてしまった時も、その局部に問題があったのではなく、背骨と 骨盤の接続点から少し上部の左側の神経またはエネルギーの流れの遮断が原因で、腫瘍が出来ている部位と背骨の両方に働きかけた結果に、腫瘍は消えてしまい ました。
アメリカの眠れる預言者として知られていたエドガーケイシー氏のリーデイングの中でも、背骨の状態を改善することが重要だと説かれています。
背骨の中に中枢神経が通っていて、それらの神経網を通じて体全体が機能しているわけですから、身体のどこかに問題や疾病が派生するということは、この神経網のどこかに支障が派生しているという考え方は理にかなっていると思います。
旦那様の方は痛かった左脚の痛みが大幅に削減された代わりに右脚の痛みが現れ始めた結果に、右脚の痛みの原因となっているシコリと怠さを改善させるようにエクササイズを始めたら、両脚の状態は飛躍的に改善され、数日で杖無しで、ビッコもひかずに歩けるまで向上しました。
身体というのは不思議なもので、全体的な調和が戻り始めると、物凄い勢いで快復させるだけの力強さを持ち備えているのですね。